Ambition

現状維持バイアス発動していませんか?

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「新しいことしたいけどめんどくさいからこのままでいいか」と思うことありませんか?

例えば「今の職場は不満ばかりだけど転職って労力いるし今のより条件のいい職場に転職できるとは限らないからこのままでいいか」

「彼氏が欲しいけど一から関係を築いいくのってめんどくさいし一人でいた方が楽だからこのままでいいか」

「投資して貯金を運用したいけどなんだか難しそうだし、損したら嫌だからやめておこう」など。

これらを「現状維持バイアス」と言い

たとえ有益であっても知らないことや経験したことのないものを受け入れるのに心理的抵抗が生じ現状に固執してしまう状態のことです。

まさに今の私です。

すべて「めんどくさい」という言い訳をつけて、現状に浸って新しいことは怖くて挑戦できません。

そんな時に出会った本がこちら

「チーズはどこへ消えた?」

この本で私はどきっとさせられることや納得すること、自分もそうなりたいって思ったので私なりに解釈した内容をご紹介します。

 

結論

①まずは変化に気づく

②恐怖を乗り越える

③変化は常に起こること

 

チーズはどこへ消えた?

物語に登場するのは2匹のネズミ(スニッフとスカリー)と2人の小人(ヘムとホー)です。

彼らは小さな自宅に住んでおり、食料と幸せになるために迷路でチーズを探す物語です。

ネズミのスニッフとスカリーは単純な頭脳しか持ち合わせていないので本能でチーズを探していました。

一方、小人のヘムとホーは過去の経験から思考による高度な方法でチーズを探していました。

ある日、彼らはチーズステーションCと言う場所を見つけることができました。そこには好みのチーズがありました。

自宅からステーションCヘ向かい、チーズを食べる日常を繰り返していたのですが、ネズミのスニッフとスカリーは日常を変えず、自宅からステーションCへ向かい、チーズの匂いをかぎ、走りまわって前日と変化がないか調べてからチーズを食べていました。

小人のヘムとホーではチーズがあるのはわかっているからステーションCの近くに引っ越して、友達に自慢したりたらふくチーズを食べて慢心していました。

そんなある日、突然チーズがなくなっていたのです!!!

その後,

その後、2組はどうのような行動に出たのでしょうか?

 

変化に気づく

ネズミの2匹はチーズがなくなってることに驚かなかったのです。

チーズを食べる前にチーズの状況を調べていたので小さくなっていることに気づいていたので、いずれなくなるだろうと覚悟していました。

ステーションCの状況が変わったのだから自分たちも変わることにし、新しいチーズを探しに出かけました。

一方、小人の2人はいつもどおりチーズがあると思ってステーションCへやってきたのでチーズがないことに驚き、叫び、大声を上げ、事態を信じられずにいました。翌日もステーションCへ向かい、再度チーズのないことに落胆し、事態の分析を始めました。

ホーが「事態は変化しているんだからわれわれも違ったやり方をしなくてはいけないのでは」と言うと

ヘムは「どうしてわれわれが変わらなくてはいけないんだ」と2人がどうすればいいのか相談している間にネズミのスニッフとスカリーはチーズステーションNと言う、大量の新しいチーズを見つけていました。

ここまでを自分に現状に置き換えてみると

今の職場は給料も休日も福利厚生も安定していました=ステーションCのチーズ

しかしコロナの影響でボーナスが減り、冬も減るのではないかと噂されています。コロナ患者を対応すればするほど病院経営は赤字になります。自分が感染するリスクも高いです=チーズが小さくなっている

ここでネズミのスニッフとスカリーのように新しいチーズ探し=生活資金を稼ぐ行動(副業)に出なければなりません。

ここで私が得たものは変化に気づき、次の一手をいつでも打てるように準備しておくことです。

 

恐怖を乗り越える

さて、小人のヘムとホーはどうなったでしょうか?

2人はまだステーションCに居ました。

ホーは出かけようと提案するのですが、ヘムが「危ない。道に迷う」とステーションCを離れたがらなかったのです。

2人は自宅とステーションCの往復を繰り返す毎日で、空腹と絶望感に襲われるようになりました。

ある日、ホーはチーズがあったことは過去のこと、新しいチーズを見つけるべきだと思い、勇気を奮い起こして新しいチーズを探しに出発しました。

一方のヘムは、引き続きステーションCにとどまりまたチーズが現れるのを待って衰弱していきました。

ホーは迷路で恐怖を感じでいました。先に何があるのだろう?何もないのか?危険が待ち構えているのか?などありとあらゆる恐ろしいことが頭に浮かんでいました。

しかしホーは気づいたのです。恐怖のせいで悪いほうに考えていることに。

人が恐れている事態は実際は想像するほど悪くなく、自分の心の中で作り上げている恐怖の方が、現実よりもっとひどいものです。

恐怖がある=悪い方向に考える

なので恐怖がない=新しい方向に進む

を実行したのです。

恐怖を乗り越えれば楽に気持ちになり新しいチーズを楽しんでいる姿を想像するとそれが実現する

私の場合は、まだ恐怖を乗り越えていないためここからが自分の課題になりそうです。

そして一番心に染みた言葉が

古いチーズに早く見切りをつければそれだけ早く新しいチーズがみつかる

いつまでも行動しないのは損しかないということですね。

 

常に変化は起こること

ホーとヘムはどうなったのでしょう?

想像はつくと思いますが、ヘムは不安や恐怖に身をすくめてステーションCを離れていなく、どうなったか詳細はわかりません。

一方のホーはステーションNという場所で新しいチーズを見つけ、ネズミのスニッフとスカリーもそこに居ました。

ホーはお腹いっぱいチーズを食べて「変化ばんざい」と!!

常に変化が起こるのは自然なこと。

変化を予期・探知していれば驚くことはない。

状況が一変した時は、物事を複雑に考えず変化に素早く適応していく。

自分自身の考え方を変えれば、行動も変わり状況も好転する。

何よりも大切なのは変化を楽しむこと

 

まとめ

私の好きな言葉「現状維持以上」というのは、現状に満足するのではなく変化を楽しみ今よりいい状態になるという意味もあり、この本を読んでより好きになった言葉です。

やはり変化することは恐怖感が強く「やっぱりこのままでいいかな」と楽な道を選びがちです。

しかしこの本に1番心に染みた「古いチーズに早く見切りをつければそれだけ早く新しいチーズが見つかる」という言葉を肝に銘じ変化を楽しんでいきたいです。

10年後には「あの時変化を選んでよかったな」と思えるような人生を送りたいものですね。

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