調理方法って焼く・煮る・炒める・茹でるなどありますが「低温調理」って方法知っていますか?
書いて字のごとく、低い温度で調理する方法なんです。
低温調理のメリットは?
健康的なダイエットと大幅なインスリン値の低下につながり、心疾患のリスクが減るそうです。
肉などを焼くときに発がん物質が発生しますがその温度は100度以上と言われています。
低温調理方だと60度前後で調理するため発がん物質の発生を抑えることができます。
発がん物質と同様に、100度以上で加熱するとAGEs(終末糖化産物)も発生しやすいそうです。
これは体内の炎症や体調不良・老化の原因になるため、発生を抑えることでアンチエイジング効果があります。
調理方法
ふたのついた容器に水を入れ、低温調理器をセットして設定温度になるまで温める。ふたがついていないと水分が蒸発するのでふた付き容器がおススメです。
食材をジップロックなどチャックのついた袋に入れる。ここでのポイントは袋の中の空気をなるべく抜くことです。
深水法は水に沈めながら空気を抜く方法で、空気は軽いので水に沈めるとどんどん空気が抜けていく原理です。
ジップロックに入った食材を設定された温度のお湯に沈めて時間になったら出来上がり!!って非常に簡単な調理方法です。
簡単なのはいいんですが問題は肉に付着する細菌です。
4.加熱食肉製品
加熱食肉製品は、次の規格に適合する方法で製造しなければならない。
a 製品は、その中心部の温度を 63°で 30 分間加熱する方法又はこれと同等以上の
効力を有する方法(魚肉を含む製品であって気密性のある容器包装に充てんした
後殺菌するものにあっては、その中心部の温度を 80°で 20 分間加熱する方法又は
これと同等以上の効力を有する方法)により殺菌しなければならない。
厚生労働省より引用
厚生労働省よりあるように63℃30分が基準です。
低温調理でできた肉は、表面のフライパンかバーナーで焼き色を付けて出来上がりです。
均一に火が通り、肉が硬くならない温度で調理しているのでジューシーで柔らかいです。
バーミキュラ
上記で紹介した低温調理器もいいんですが、私は「バーミキュラ ライスポット」を使っています。
低温調理の時は「保温」モードにして、30℃~95℃まで1℃きざみで設定できます。タイマーもセットできふたを閉めれば水分の蒸発も防げます。
他にも「中火・弱火・極弱火」モードがあるので炒め物や煮込み料理もできます。
蓋と鍋の密閉性があり無水料理ができるのも特徴です。たまねぎ4個とトマト1個に好きな食材を入れて弱火で煮込むこと2時間、ルーを入れて仕上げれば無水カレーの出来上がりです。
材料を切って入れるだけで火加減の調整もいらないので、簡単に本格的なカレーが作れるのでおうちごはんのスキルアップを目指している方にはおススメです。
炊飯器で代用
とはいえ、低温調理器もバーミキュラも買えないよ!!って方にとっておきの方法があります。
炊飯器の保温機能を使うことです。種類にもよりますが大体60~70℃で保温できるので自宅の炊飯器の温度を測り、その温度に合わせて時間を調整すれば低温調理器具がなくてもできちゃいます。
微調整は難しいと思いますが、低温調理がどんなものか試すにはいいのではないでしょうか。
まとめ
炊飯器でも代用できる低温調理、アンチエイジングにも効果的なので試す価値大ありです。
私はお風呂に入る前に食材をバーミキュラにセットして、入浴タイム。顔や髪のケアをしているうちに出来上がっているんです!!めちゃくちゃ簡単でやめられません。
サラダチキンも自分で作れちゃうので、市販の物は「添加物が心配」「味付けがいまいち」って方は、自分仕様で作っちゃってください。
10年後も若々しくあるために