今はネット何でもすぐに調べられる世の中です。
するとたくさんの情報が舞い込んできて
「結婚できない女性の特徴私当てはまる!やばい!!」
「老後資金は最低〇〇万円必要、私は足りるかな」
など思考に振り回されて目の前のことに集中できないことってありませんか?
また副業はしたいけど「本業が忙しくて無理」「時間がない」と考える方も集中力を高めれば、生産性が上がり時間的余裕も生まれます。
マインドフルネスとは
「今、この瞬間を大切に生きる生き方」です。
全世界で注目を浴びているマインドフルネスの考え方は、あの有名なアップルやグーグルなども取り入れているほど。
「マインドフルネス(mindfulness)」という言葉は、仏教の経典で使われている古代インドの言語の「サティ(sati)」という言葉の英語訳としてあてられたもので「心をとどめておくこと」あるいは「気づき」などと訳されます。
言語の意味は様々ですが「今、この瞬間」に注意を向けている心の状態にすることが重要です。
過去でも未来でもなく今です。
身の回りの出来事や、過去や未来のことを考え注意力を浪費しやすい状況にあります。
マインドフルネスでは「今、この瞬間」に意識を向けると外部の出来事に気をとられなくなります。
そしてマインドフルネスではありのままを受け入れることが大切です。
アナ雪の「ありの~ままの~」状態です。
私はポジティブに生きなきゃいけないという思考があり、ネガティブに襲われたときは「こんなんじゃダメだ。ポジティブにならなきゃ」と自分を奮い立たせていました。
しかしマインドフルネスではネガティブな状況はネガティブでいいんです。無理にポジティブにならなくていいんです。
その考え方が私にとって心が軽くなるものでした。
マインドフルネス瞑想
マインドフルネスがとってもいいことはわかったと思いますが、その状態にする方法として瞑想が使われます。
瞑想には呼吸に意識を向ける呼吸瞑想と手足の感覚を意識するボディースキャン瞑想があります。
呼吸瞑想
呼吸に意識を向けます。
数を数えていき、自分の決めた数に達したらまた1から数えなおす。
それだけです。
中途半端な数にしておくとより集中しやすいです。
例えば10や20ではなく18や24などです。
私は24まで数えています。
途中で様々な思考が出てくると思います。
私は「お腹空いたな」「ネットで見たあの商品欲しいな」「仕事で〇〇さんの態度が気に入らないな」など次から次へと浮かんできます。
そしたら「意識が逸れたな」と意識してからまた呼吸に意識を戻すのです。
意識が逸れることが問題なのではなく意識が逸れることを意識することが重要です。
この意識を戻すことをトレーニングすると、日常生活で集中力が途切れた時に「今、集中が途切れたな」と気づき集中することにフォーカスできるようになるのです。
ボディースキャン瞑想
体の様々な部位に意識を動かす瞑想です。
頭→右耳→右肩→右手…etc
などのように意識を次々に体の部位に意識を向けていくので呼吸瞑想よりも飽きにくいです。
ボディースキャン瞑想も呼吸瞑想と同様に様々な思考が浮かんで来たら逸れたことを意識して戻していきます。
ボディースキャン瞑想の方が次々と体の部位に意識を向けていくので、様々な思考が浮かびにくかったです。
メリット
瞑想を行うことのメリットは
まずは集中力のアップです。
そして呼吸してリラックスすることで副交感神経が優位になりストレスが減ります。
呼吸により全身の血流が良くなり、脳血流量がアップして灰白質が増えるので感情のコントロールがつきネガティブな思考に強くなります。
私が感じた効果としては自分を客観的に見れるようになりました。
「今、焦っているな」「今、イライラしているな」「今、楽しんでるな」という感じです。
自分の感情を客観的に見れるようになり、次の一手を考えられます。
以前のように漠然とした不安などもなくなりました。
なによりも毎日行う「日課」にすると、ステップアップしている感覚になるので自分が成長していると錯覚させることができます。
方法
日課として行うにはいつ行うか決めておくことが大切です。
私の場合は起床してすぐにHIITの運動を4分行い、その後に瞑想を行っています。
続けていくことが大事なので数分ずつから始めましょう。
私も最初は5分から始めました。
慣れてきたら時間を延ばしましょう。
「毎日行う」という決まり事だけ決めておけばあとは自由にカスタマイズできるので自分のために1日20分の時間を割いてみませんか?
まとめ
過去や未来のことばかり考えて、現在に集中できないでいる方にマインドフルネス瞑想はとってもおススメです。
まずは1日5分から始めてみてみてください。
今、この瞬間を生きることに集中すると同じ日常でも違った見え方になり、人生悪い物でもないなって思えてきます。
無理にネガティブはダメだからポジティブにならなきゃいけないことはないんです。
背伸びしない、等身大の自分で生きていくっていいもんですよ。