40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持てというリンカーンの名言があります。
確かに40歳すぎると、酸いも甘いも知り人生経験もそれなりに積んできていますが
美とは?
若いころは肌に弾力があり、しわや毛穴の開きはなく、たるみなんてもってのほか。
私は30歳を過ぎた頃から自分の顔の老化が非常に気になり、若い子を見ては「うらやましいな」と思う日々が続きました。
ちょっとでもあの頃の顔に戻りたいと願い、高い化粧品で毎日のスキンケアに力を注いでいたものです。
「損する顔、得する顔」の中で、美とは年相応の経験を経ていることから生じるとありました。
そして、顔は自分のやってきたことが刻まれると。
怒ることが多い人は、日々の筋肉の動きが少しずつ顔に定着して次第に怒ったような顔に筋肉が固まっていくのだとか。
そう考えるとめちゃくちゃ怖くないですか?!10年後の自分が怒ったような顔でいたら自分はもちろん相手にも不快感を与えます。
そこで逆の発想、いつも笑っていれば筋肉が笑顔で固まっていくじゃないかって考えました。笑顔が刻まれていれば、不快感はもちろんなくなりますが、人に幸福感すら与えることができるかもです。
40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持てというのは、自分の行ってきたことが顔に刻まれているのだから、覚悟しておけよってことなんでしょうかね?
顔の印象
初対面の相手を判断する際に
「この人は信頼するに足りるか」という信頼性と
「どちらが上か」という支配性が決め手になるそうです。
信頼性
信頼性が低いと判断された顔は、裁判で重い判決が出やすく、信頼性が高いと判断された顔は、低い利率でお金を借りることができたという結果もあるそうです。
このような結果をみたら「信頼性の高い顔」になりたいですよね。
どうしたらいいのでしょうか?
それは、表情が強く影響するようで、怒りのようなネガティブな表情は信頼性が低く、微笑みのようなポジティブな表情は信頼性が高まるというのです。
ということは、ちょっとした努力で変えることができるのです。
ポジティブな表情を多く作って、信頼性をぐんぐん上げちゃいましょう!!
支配性
支配性の高い顔とは、男っぽくて大人のような顔です。
なので、支配性を上げるには年齢を上げる必要があるというわけです。
こちらはなかなか自分の努力だけではどうにもなりません。
そこで私的に考えたのが眉を太く書くことです。男性の眉は太いため、メイクで眉を太めに書き男性よりすると多少は支配性が高まるのかなって思いました。
仕事や大事な場面で支配性を高く見せたいときには、太眉で挑んでみてください。
顔の表情
顔の表情を作っている顔面筋。この筋肉で感情を刺激することができるんだとか。
ネガティブ
眉を寄せるとすうび筋が動きます。眉を寄せる表情は不快を合わらすので、ネガティブな感情に働きかけます。
ポジティブ
口角を上げると大頬骨筋が働きます。大頬骨筋は微笑ち直結しているので、ポジティブな感情に働きかけます。
表情を作り出す顔面筋の神経支配は、上部と下部に分かれており食べたりしゃべったりする下部の神経は意図的に制御しやすいそうです。
なので、ちょっと落ち込んでいるときは意図的に口角上げるとポジティブな感情に働きかけてくれるのではないのでしょうか?
逆に口元から笑う微笑は神経支配的に作りこんだ表情ということです。
そして上部は神経の制御がしにくいという点から、嘘は目元や眉から漏れやすいそうです。
顔の皴
自分のやってきたことが刻まれて、所々にしわが出てくる40代。
ちりめん皴から溝のような皴、笑った時の笑い皴など様々です。
今までの話からすると、ポジティブな表情でできる皴は自分の人生を語る上で、大切に顔に刻んでおきたいものですが、ネガティブな表情でできる皴はあまり刻みたくないですよね?
ではその対処法を、美容クリニックでは定番を2種類から比べてみましょう。
ヒアルロン酸
こちらの治療はすでにある皴の溝を埋める方法です、対症療法的な感じです。
例えば、ほうれい線やマリオットライン、すでにできてしまった、目じりの皴や眉間・額の皴など。
すでにできている皴に対してアプローチするので、40代ではまだ行わなくてもよさそうです。
他にもヒアルロン酸は、突出させる方法もあるので、鼻を高くしたいとき、顎を出したいとき、頬に膨らみを持たせたいとき、涙袋を大きくしたいとき、唇を大きくしたいときなどにも使います。
ボトックス
こちらは筋肉の動きを止めて皴を作らないようにする方法です、予防的な感じです。
笑顔の時にできる目じりの皴や、鼻の付け根の皴、目頭の皴。困ったときや怒った時にできる眉間や額のしわなど。
他にもえらのボトックスで小顔効果や、ふくらはぎのボトックスで足やせ効果も期待できます。
先にも述べたように、ネガティブな表情でできる皴は刻みたくないので、眉間や額の皴は予防にボトックスを早い段階から行っていけばいいのではないでしょうか。
ヒアルロン酸・ボトックスの効果は永久ではないので、手軽にお試しすることもできますし、逆にずっと効果を期待したければ、やり続けなければなりません。
眉間のボトックス
私は目を閉じたときに眉間に皴が寄ります。美容室で雑誌を読んでいると「怒っているの?」と聞かれたこともあるほどです。
そうです!!意図的ではないのに眉間に皴が寄ることが私のコンプレックスでした。
朝、起きるとうっすら眉間に皴が残っていたり、日差しの強い中で写真を撮ると眉間に皴が寄っている顔ばかり。
そんな中、ネガティブな表情は感情に悪影響なことを知り、眉間のボトックスに挑戦することにしました。
ボトックス前の写真がこちら。
しっかりと皴が寄っています。こんな皴が将来刻まれては困ります!!!
眉間のボトックス注射直後は、ほぼ変わらず皴が寄っていましたが、徐々に筋肉の動きが弱まり、1週間経つと…
ほぼ皴が寄りません。朝、起きた時も眉間に皴の跡がついていません。
友人からは「そんなの気にしたことないしそこまでしなくてもよかったのに」と言われましたが私的には大満足です。
そうです。美容の世界は自己満なのです。
しかし本でも述べられているように顔は見る人がいてなんぼなので、やりすぎには注意が必要です。
またポジティブな表情でできる皴は自分の生きてきた証なのでどんどん顔に刻んでいきましょう。
まとめ
40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持てと言うように、顔には自分の歩んできた人生が刻まれていくので、なるべくポジティブな表情を刻み込んでいきましょう♪
ネガティブな表情は、時に、美容治療で皴が刻まれるのを防ぎましょう♪
顔の印象は信頼性と支配性で決まりますが、信頼性は表情で表情で向上できるのでちょっとした努力で変えちゃいましょう♪
顔面筋は感情を刺激することができるので、落ち込んで切るときは口角を上げてポジティブに気分転換しましょう♪
10年後も素敵な表情が刻まれていますように