外出自粛中でおうちごはんしてる方がほとんどだと思います。
せっかく作るのなら美味しそうに見える盛り付けってしたくないですか?
とはいえ「めんどくさい」「忙しくてそれどこじゃない」って方がほとんどだと思います。
そこで簡単にできる方法をご紹介します。
目次
色とは?
まずは色についてです。
色とは無彩色と有彩色があります。
無彩色は白・黒・グレーで有彩色はその他の色です。
また色の三属性と言って色相・明度・彩度で色の種類分けをしていきます。
色相
赤・黄・青のように色そのものです。色相を円形に並べたものが色相環になります。
明度
色の明るさを表します。モノクロを想像してもらうとわかりやすいです。
写真の髪の毛のあたりは色が濃いので明度が低いといいます。
逆に肌のあたりは色が薄いので明度が高いといいます。
彩度
色の鮮やかさを表します。鮮やかさや強みが違います。
写真の花のようにはっきりした色は彩度が高いといいます。
写真のノートの一部のように弱い色を彩度が低いといいます。
色の対比とは?
複数の色を見るときにそれぞれの色同士がぶつかり合って個性を際立たせることがあります。
先ほどの色の三属性のなかでどの要素が強調されるかで色相対比・明度対比・彩度対比にわけられます。
色相対比
色相の違いが強調されます。
高彩度どうしの方がわかりやすいです。
写真のようなサーモン・いくらと青じそは補色対比と言われるもので鮮やかさが際立ちます。
明度対比
明るさが変わって見えるのが特徴です。
接している色どうしの間で明るい色は一層明るく暗い色はもっと暗く見えます。
写真のような日焼けした肌に白いシャツを着ると白がより明るく見える効果です。
彩度対比
鮮やかさが変わって見えます。
接している色どうしの間で鮮やかな色は色味が一層強く見えます。
くすんだ肌に彩度の高い口紅をつけると口紅の鮮やかさが強調され肌も明るくなります。
実際に並べてみました
それぞれの食材を白・黒・青・緑の4色の皿に
盛り付けしてみました。
白皿→高明度、低彩度
黒皿→低明度、低彩度
青皿→低明度、中~高彩度
(白もまじっているため単色ほど明度は低くないです)
緑皿→中明度、中彩度
サラダ(レタス部分)
レタス→高明度、中~高彩度
トマト、パプリカ、人参→中明度、高彩度
明度・彩度対比で黒皿と青皿のレタスが鮮やかに見えます。
卵焼き
卵→中明度、中彩度
反対色相にある青皿の卵焼きが鮮やかに見えますね。
なす
なす→低明度、中彩度
明度対比で白皿のなす
補色または反対色相の緑皿のなすが
きれいに見えます。
海苔巻き
海苔→低明度、低彩度
ご飯→高明度、低彩度
明度対比で黒皿のご飯がきれいに見えます。
同じく明度対比で白皿の海苔がきれいに見えます。
ハンバーグ
ハンバーグ→低明度、中~高彩度
明度対比の白皿がきれいに見えます。
また、青皿には白も含まれているので対比できれいに見えています。
ランキング
私的ランキング発表~
4位 白皿
万能選手です。なんにでも合うので誰もが持っている皿の色ではないでしょうか。
暗い色との相性は抜群なので暗い色料理の時は白皿で盛り付けしてください。
3位 緑皿
赤や紫色料理と合います。こういう色の皿があるだけで食卓が華やかになるので
カラー食器に慣れている方はくすみ緑に挑戦してみてください。
2位 黒皿
黒は大人なイメージがあるので一気におしゃれ感が増します。
特に白との相性がいいのでお茶碗を黒にするだけで高級感が出ます。
明るい料理との相性もいいです。
1位 青皿
皿のインパクトが強いので料理の添え物などを気にしなくても華やかになります。
意外とどんな料理にも合いやすいです。
特に卵料理は黄色が際立ちます。
青皿に抵抗のある方は青の割合が少ないものをチョイスすると
使いやすいです。
結論
料理に青みはほぼないので青皿で盛り付けすると華やかになります。
また補色対比(反対の色)が生じやすいので料理が鮮やかに見えます。
まずは青みの少ないものからチャレンジしてみてください。
お皿で気分転換しておうちごはんを楽しみましょう♪