朝起きて、歯磨きして、コーヒーを飲んで、バスに乗り、コンビニでスパークリングウォーターを買って、病院へ出勤する。
これが、私の日勤の日のモーニングルーティンです。
特に変えようと思ったことはありませんが、このままずっと同じ生活が続くのかな?60歳になっても同じことして「あの人、ホント働かないよね」と同業者の愚痴を言っているのかなって想像したらゾッとしました。
年齢を重ねると、違うこと=変化に億劫になり安定を求めます。
果たして、脳の認知機能的にその行動はいいことなのか?
いいえ、決していい行動ではないですよね。
では自分を変えるとは?その方法とは?
脱ルーティン化
私自身も20代の頃は常に新しいことを求め失敗や不安は二の次でした。
年をとるごとにやっぱりこのままでいいやという思いの方が強くなっていました。
変化より安定を好むようになるのです。
しかし、最初にもお伝えしたように、60歳になった自分が同じ友人と同じ会話を繰り返していることを想像してみてください
同じことをしていては脳の認知機能の低下にも影響を与えます。
そこでルーティン化された日常を、毎日1個ずつ違うことをしてみることを取り入れました。
例えば、毎日同じ道を通って出勤しているので違う道にしてみる。
バス通勤を電車通勤に変えてみる。
違うスーパーで買い物する。
体を洗う順番を変えてみる etc…
以前、風水にハマった時期があり、風水では「いつもと違う道を歩くと運気がアップする」と言っていたことを思い出しました。
その当時の私は、風水をすれば運気アップできると信じていたので、すぐに実践していました。
今思えば風水をしていれば運気アップするなんて、エビデンスのないことでしたが全部が悪でもないようです。
毎日1個ずつルーティンを変えたところ、私の中で新しい挑戦に対して気持ちの壁が低くなっていました。
現在の部署では、異動して2年になるのでまだ行ったことのない業務もあり、以前の私なら「いやだな、やりたくないな」という思いの方が強かったのですが、今はやりたい気持ちがやりたくない気持ちを上回っています。
挑戦してもいいかなという気持ちへ変化しています。
違う分野・年齢の人
次に看護師をしていると、同業者の友人が多く視野が非常に狭くなります。
その結果、一般常識に欠けたり物事の見方やとらえ方が一方方向になりがちです。
一般社会の中で当たり前じゃないことも、病院の中で当たり前ならそれが正当化されています。
例えば、有給消化できないのは仕方ない、そもそも有給が希望で取れないのは仕方ないと思っています。
また患者の情報収集のために前残業が当たり前です。
人によっては1時間以上前に出勤しています。
もちろん前残業に代金は発生しません。
しかし新人の頃から行ってきたことなので当たり前で普通のことなのです。
まずは視野を広めるためにも同業者、同世代以外の人と出会い、多角的に物事の見方やとらえ方をできるようにしていくことが大切です。
医療業界以外の人、自分より年齢の若い人、もしくは年齢の高い人など。
理想は、年上のマブダチができることでしょうか。
私自身、違う分野の人と出会うことはさほどできていないので、今後の課題です。
まとめ
行動を変えることで変化に恐れなくなり、結果、自分を変えることに繋がります。
また、視野を広めることで、自分の凝り固まった世界観を脱出することができるのではないでしょうか?
年齢を重ねても、新しいことへの挑戦=いつまでも若々しくいる秘訣なのかもしれませんね。